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2002/01/01

<韓国文化>新春メッセージ

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            ㊧W杯韓国組織委員会 鄭  夢 準 委員長
            ㊨日本サッカー協会   岡崎 俊一郎 会長

W杯韓国組織委員会 鄭夢準委員長

 希望に満ちた2002年を迎え、東洋経済日報の関係者および読者の皆さまに新年のご挨拶を申し上げます。

 東洋経済日報が昨年1年間、ワールドカップの準備状況などを集中的に報道する特集記事を組み、ワールドカップに対する在日同胞の理解を助け、情報を伝達する広報活動の先頭に立っていただいたことに深い感謝の意を表します。

 今年はワールドカップが開催される希望と勇気の1年になります。
 ワールドカップの熱い情熱と歓呼が来る5月31日から1カ月間、世界中の人々の胸をわくわくさせることでしょう。

 2002年FIFAワールドカップ韓国/日本は、21世紀初のワールドカップであり、なおかつアジアで初めての開催、大会史上初の2カ国共催で行われる歴史的なイベントです。これはワールドカップの歴史の転換点となる非常に重要なプレミアといえます。

 このような意味でもKOWOCは共同開催国であるJAWOCと共に今大会を人類最大の祭典として成功裏に開催するため、最後の努力をしているところです。

 ワールドカップ大会の成功のために、これからも東洋経済日報に協調と声援をしていただければ非常に心強いことでしょう。東洋経済日報の末永い発展と健勝をお祈りします。

日本サッカー協会 岡野俊一郎会長

 謹んで新年のお慶びを申し上げます。

 今年は日本と韓国にとって、すばらしいと同時に大変重要な年になるでしょう。なぜなら、きょうから150日後にFIFAワールドカップがソウルで開幕戦、そして180日後に横浜で決勝戦を迎えるからです。

 ご承知のとおり、1930年に始まった世界最大のスポーツの祭典であるFIFAワールドカップは世界中の人々の目と耳を集めます。まして21世紀最初の、アジアで初めて開催される今回の大会は、ワールドカップ史上初の共同開催ということで、全世界が日本と韓国に注目しています。

 日本サッカー協会と大韓蹴球協会、両国の組織委員会であるJAWOCとKOWOCはもとより、政府レベル、民間レベルを含め、サッカーを愛するすべての人々が協力して大会を成功に導かねばなりません。

 「百里の道は99里をもって半ばとする」の諺のとおり、私共は残る150日に全力を挙げて万全の準備を整える覚悟でいます。

 ご承知のごとく、大会の成功には主催国のチームの活躍が一つのカギです。連続6回参加の韓国代表チームの活躍を心から願うとともに、日本代表チームのさらなる強化にも全力を尽くす所存です。

 私は「サッカーは民族、宗教、言語、政治の壁を乗り越えて、すべての人を友人にするすばらしい同質文化(Universal Culture)だ」と信じています。従って、世界中の人々が興味を持ち、興奮しながら見つめるワールドカップを日本と韓国の協力によって成功させることは、全世界に明るい希望をもたらし、世界の平和に寄与することになると確信すると同時に、日本と韓国を「近くて近い国」にする点においてもすばらしい仕事だと考えています。

 年頭にあたり、韓国のみなさまのご多幸を祈り、ワールドカップの成功に全力を尽くすことを誓い、新年の挨拶とさせていただきます。