◇ 映 画◇
1位は、自閉症の息子・チョウォンと母親キョンスクの心温まる愛情物語「マラソン」。知能は5才程度にしか満たないが、マラソンでは人並み外れた実力を持つ20才の息子に、母キョンスクはトレーニングを始める。これまで160万人の観客を動員。日本での公開も決まっている。
2位には、宮崎駿監督の最新作「ハウルの動く城」がランクイン。韓国でも人気の木村拓哉が声優をつとめたこともあり、これまでに300万人を超える観客を動員した。5位は「公共の敵」シリーズの第2弾。ソル・ギョング、チョン・ジュンホ主演の刑事映画で、公開2週目で観客動員200万人を突破した。
7位の「その時その人々」は、1979年10月26日に起きた朴正熙元大統領暗殺事件をテーマに取り上げ、公開前から物議を醸した作品。ハン・ソッキュの久々の新作としても注目を集めている。
10位には、イ・ドンゴン、ハン・ジヘ主演の「B型の彼氏」。B型男性とA型女性をとりまくロマンチックラブコメディ。最近話題のB型男性にまたしても注目が集まりそうだ。
◇書 籍◇
3位には、「2010大韓民国トレンド」。LG経済研究所の研究員が、韓国社会の数多くのキーワードの中から今後10年以上流行が続きそうなものをピックアップしている。消費トレンド、産業トレンド、社会分野トレンドなど様々な角度から韓国の未来を占う。
5位は、著者が記者生活中に取材で出会った、成功した韓国人の共通点と、経験談をまとめた本。成功するための基本的な条件から、成功を目指す実践的な法則を導き出す。
7位には、世界がより身近に感じる学習漫画シリーズの最新刊がランク。全世界が注目する最強国・米国に焦点を当てる。9位は、第29回李箱文学賞の作品集。大賞受賞作の「蒙古斑点」をはじめとする6作家の作品を集めた。「蒙古斑点」は、妹と義理の兄の情事という挑発的なテーマを描き、新鮮な感覚と洗練された文体が評価された。
10位は、考える子犬・ハルがおくる心温まる本。哲学的で愛らしいキャラクター・ハルを通し、自分の人生を新たな視点から考え日常の美しさを再確認させてくれる。
◇ 音 楽◇
1位は、一昨年のファンミーティング以来1年6カ月ぶりのブラウン管登場となるg.o.dの「反対がひかれる理由」。昨年11月のカムバック記者会見でも、ファンの声援に後押しされて復帰を果たしたことを強調。今回のアルバムは、メンバーそれぞれの「色」を出すことに注力したという。
2位は、在米橋胞出身の男性2人組Fly to the skyの「君は分からないだろう」。3位には、人気バンドJ-walkとClick-Bのメンバーで結成されたJNCの「But 」がランクイン。これまで、それぞれの分野で活躍してきた両バンドが合体することで、その動向に歌謡界全体が注目している。
6位には、日本の安全地帯との共同アルバム作業、ジョイントコンサートも計画しているMC the maxの「幸せにならないで」。7位には、モデル出身の若手歌手・SE7ENのCRAZYがランクイン。常に新人離れしたパフォーマンスでファンを沸かせる。10位には、アジア各国で抜群の人気を誇る女性アイドル、チャン・ナラの「冬日記」がランクインした。