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2006/10/20

<韓国文化>韓国の人気ベストテン

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◆映 画◆

 『いかさま師』が、観客動員400万人を突破し、独走固めに入った。花札賭博のいかさま師を主人公にした青春映画。原作となった漫画の「いかさま師」も売れ行き好調だ。

 パク・チュンフン、アン・ソンギ主演の『ラジオスター』は、公開当初の不振を吹き飛ばして、ロングラン上映となった。2人のベテラン俳優の人の心を安らかにさせる演技が好評で、ネットで反響を呼んでいる。

 カン・ドンウォン、イ・ナヨン主演の『私たちの幸せな時間』もヒット中。3人を殺した死刑囚と、3回の自殺を図った女性との出会いを描いたヒューマンラブストーリーだ。2人はネットの人気投票で”2006年最高のカップル”にも選ばれている。

◆書 籍◆

 カン・ドンウォン、イ・ナヨン主演の映画『私たちの幸せな時間』が200万人の観客動員を記録しているが、孔枝泳(コン・ジヨン)による原作『私たちの幸せな時間』も去年4月の出版以後、60万部にのぼる販売を記録した。

 ホスピス運動の先駆者として知られるエリザべス・キューブラー・ロスの「ライフレッスン」が2位を占めた。

 ホアキム・デ・ポサダの「成功する人のシンプルな法則」は代理翻訳疑惑などの影響で3位に落ちた。

 ファッション雑誌編集長のアシスタントとして入社した女性が、様々な体験をするという「プラダを着た悪魔」が5位にランク。同作品は映画化され、今月26日に封切予定なので、さらに上位にランクしそうだ。

 その他、ホアキム・デ・ポサダの「ピラニア話」が6位に入った。

◆音 楽◆

 イ・スンギの「どうか」がアルバム発売3週目で1位を獲得した。アルバムタイトルにもなっている「どうか」は、イ・ソラの名曲のリメーク。

 グループgodからソロで独立したソン・ホヨンの「泣く」が2位。2人のライバル対決は今後も続きそうだ。

 3位の「I Love Rock & Roll」は、チュ・ヨンフンが作曲、シン・ジが作詞をした曲で、ロックンロールのメロディーに強いビートを交え、大衆の好みに合わせた。デビュー後、9枚のアルバムを発表し、熱い支持を受けてきたコヨーテは、夏にはダンス、秋にはバラードという歌謡界の公式を破壊し、上位にランクしている。

 先週新しくアルバムを出したMCモンも良い成績を見せている。イ・スンチョルのタイトル曲「叫んで」は5位を記録した。