◆映 画◆
アジア映画としては歴代最高の大ヒットを記録した「レッドクリフ Part I」の続編となる歴史スペクタクル「レッドクリフ Part II』が1位にランク。ジョン・ウー監督が手がけ、トニー・レオンや金城武などのアジアの大スターが出演。
韓国映画は3、4、5位にランクイン。3位の「遺憾な都市」は、人気コメディー映画「マイ・ボス マイ・ヒーロー」のメンバーが繰り広げるアクションコメディー。犯罪組織の撲滅を目指す警察と、その目をかいくぐることに賢明な犯罪組織が、互いの内部にスパイを送り込んで起こるドタバタ劇。
4位の「スピードオーバー・スキャンダル」は、「猟奇的な彼女」でお馴染みのチャ・テヒョン主演のほんわかコメディー映画。元アイドルで今は人気ラジオDJのヒョンス(チャ・テヒョン)のもとに、ある日突然、自分はヒョンスの隠し子だと名乗る若い女性が子連れで現れ、順風満帆だったヒョンスの人生が騒動に巻き込まれるといったストーリー。
5位の「霜花店」は、10世紀頃の高麗時代を舞台に繰り広げられる男性同士の同性愛を描いている。「花より男子」など、イケメンブームにも乗って時代劇ながら年初からトップ10をキープしている。
◆書 籍◆
母として、妻として、女として 。母親はどんな人生を生きてきたのか?母親たちの人生と愛情を切々と、そして美しく描いた申京淑8作目となる長編小説「お母さんをお願い」がトップ。
3位は、ペ・ヨンジュン主演のドラマ「愛の群像」など、数々のヒットドラマを手がけた脚本家、ノ・ヒギョンの「今、恋してない者、みんな有罪」。「人は誰でも理解され、愛され、美しく生きる資格がある」をテーマにしたエッセー集。
米国初の黒人大統領に就任したバラク・オバマ氏の過去を振り返る「劣等感を希望に変えたオバマ物語」が7位。少年時代、劣等感を強く持っていたというオバマ氏が、どうやって劣等感を希望と自信に変えていったのか。オバマ氏がこれまで歩んできた人生の過程を、青少年向けに書かれた一冊。
随筆集「無所有」でも知られる禅僧、法頂師による散文集「美しい締めくくり」が8位。人生において何度となく訪れる多くの区切りを締めくくりと位置付け、その瞬間を新たな出発点とし、やがてそれが重なって、最後には最も美しい締めくくりの時を迎えようと唱えている。魂を癒す美しい言葉を集めた一冊だ。
◆音 楽◆
9人組女性アイドルグループ「少女時代」が、1年2カ月ぶりにリリースしたミニアルバム「The First Mini Album―Gee」に収録されたリードトラック「Gee」が4週連続で1位をマーク。「Gee」は、昨年大ヒットしたイ・ヒョリの「U―Go―Girl」を作曲したE―TRIBEが手がけ、初恋をした少女の心を明るく元気なリズムに乗せて歌ったダンスナンバー。
2位はヒップホップ・ダンス・グループ「BIG BANG」のメンバー、スンニのソロ「Strong Baby」、3位は、ずば抜けた歌唱力を誇るK・WillがラッパーのMC MONGとコラボレーションしたミディアムテンポのラブソング「LOVE119」が入った。
4位には、V・O・Sのメンバー、キム・ギョンノクのファーストソロアルバムからのリードトラック「もう他人だ」が入った。
5位は、アイドルグループKaraの「Pretty Girl」がランクイン。韓国を代表するセクシーアイコン、イ・ヒョリを生み出したことで知られるDSPエンターテイメントの所属だ。