韓日で開催される話題の美術展を紹介する。在日2世の「河正雄(ハ・ジョンウン)コレクション全国巡回展『祈りの美術』」は、韓国全土を巡回して来年末まで開かれる。
「在日作家が眺めた激動期の生の風景―記憶の遺産 全国市道立美術館ネットワーク河正雄コレクション特選展―祈りの美術 激動期の革新芸術・在日作家達を中心にして」展は、4月末のソウル市立美術館を皮切りに、現在は光州市立美術館で開かれている(7月21日まで)。今年末からは釜山市立美術館で開かれ、来年は大田、全北、浦項、済州道、大邱と来年末まで巡回する。
韓国での展覧会が終われば、日本巡回展、そしてニューヨークの国連本部での展覧会の話もある。
2012年、韓国内市道立美術館館長会議にて「全国市道立美術館ネットワーク」が結成された。そのネットワーク事業の一環として、光州市立美術館を始めとし、5カ所の市・道立美術館が所蔵する河正雄コレクションを元に、各地の市・道立美術館にて巡回展を開催する事となったものだ。
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