韓日音楽交流に長年携わってきた音楽家の齋藤徹さんが、韓日欧の音楽と舞踊が共演する「ユーラシアン エコーズ第2章」を、8月8日に都内で開催する。音楽を通して日韓友好に貢献したいという齋藤徹さんに文章を寄せてもらった。
◆韓国の伝統音楽に学ぶ 齋藤 徹さん(音楽家=コントラバス・作曲)◆
学生時代、韓国語を学んで渡韓したことがありますが、1990年打楽器の金大煥さんとの共演が本格的な交流の発端になりました。
ソウルや珍島でCDを6枚録音。(「神命」「無翼鳥」「サルプリ」「弦打」「ユーラシアン弦打エコーズ1」「ユーラシアン弦打エコーズ2」ソウル音盤およびサムソンNICES)金石出・安淑善・李光寿・朴秉千・金大禮さんという大巨匠たちといきなりの共演でした。
今思うとラッキーと言うよりは恐れ多いです。しかし、どの世界でも言えることですが、頂点にいる人は自由で大きな心を持っています。快く共演をして頂きました。そのCDが韓国でも評判になり、中央日報社ホールで2回のコンサート、芸術の殿堂オープニングで南貞鎬舞踊団の音楽を担当しました。
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