古代の韓日交流を知る展覧会、世越号沈没事故で犠牲となった女子高校生の遺作展、そして李朝時代の名画展など、韓日で多様な美術展が開かれている。
壮大な韓日古代交流を感じられる「宗像大社国宝展―神の島・沖ノ島と大社の神宝」が、東京・丸の内の出光美術館で開催中(10月13日まで)。
九州北部と大陸との文化交流の拠点である宗像は、古来、日本と海を隔てた大陸を結ぶ海上交通の要衝として重要視され、人やモノを運び、文化を伝え育んできた。
宗像には、玄界灘に面した福岡県宗像市に辺津宮、沖合の大島に中津宮、そして、朝鮮半島と日本のちょうど中間に位置する沖ノ島の沖津宮という三つの宮があり、三人の女神が祀られている。そして、これら三宮をあわせて宗像大社と呼んでいる。
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