韓国・日本・中国の若手バレエダンサーとバレエ関係者が交流を深める「東アジア ユース・バレエ・ウィーク横浜」がこのほど、横浜市の赤レンガ倉庫で開催された。横浜文化賞受賞の振付家・舞踊家の中村恩恵氏がディレクターとして構成した交流プログラムを通して相互理解と絆を深める企画だ。
同フェスティバルには、ソウルから韓国初の民間バレエ団ユニバーサル・バレエ団の附属アカデミー、日本からは東京バレエ団附属東京バレエ学校、北京舞踊学院付属中等舞踊学校、上海戯劇学院付属舞踊学校の4校から、生徒、指導者らが参加した。
バレエダンサーを志す韓国3人、日本3人、中国6人の若者たちが、マスタークラス(基礎稽古)で、各国の教師からそれぞれの教授法で指導を受けた。
韓国の韓ダヒンさん(18)は、「日本はパリ・オペラ座バレエのように舞い、中国は踊りが柔軟、韓国はポーズの美しさを意識する。3カ国それぞれスタイルが違うので、良い経験になった。将来は観客と意思疎通できるダンサーになりたい」と話した。
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