東アジアの壮大な古代文化交流を知る二つの展覧会が開催中だ。千葉・国立歴史民俗博物館の「文字がつなぐ―古代の日本列島と朝鮮半島」展は、中国から朝鮮半島を経て日本列島に伝わった文字文化について、最新の研究成果に基づいた遺跡展示を行っている。東京の天理ギャラリーで開催中の「古代東アジアの漆芸―東洋の美」展は、東洋にしかない漆を使った古代の製品を通して、古代交流を知ることができる。
国際企画展示「文字がつなぐ―古代の日本列島と朝鮮半島」は、千葉の国立歴史民俗博物館で15日から始まった。
古代文字を通して朝鮮半島と日本列島の交流の歴史を知る企画で、韓国側約80点、日本側約220点の約300点の資料と書を一同に公開する。
国立歴史民俗博物館が主催し、大韓民国国立中央博物館、大韓民国国立文化財研究所、大韓民国国立海洋文化財研究所が共催した。韓国各地から貴重な資料が集められ、日本初公開の展示もある。
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