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2015/01/23

<韓国文化>多文化共生社会を願い

  • 多文化共生社会を願い

    平田愛咲さん、山口賢貴さん、石川えりなさん(右から)

 多文化共生社会を願って作られた韓国ミュージカル『パルレ』の日本版が、4回目の上演を迎える。また、韓国ではマダンノリの新作『沈清伝』が、年末から新年にかけて上演されて大好評を博した。

 『パルレ』とは韓国語で「洗濯」の意。昨日の垢を洗い流し、まっさらな心で明日へ向おうというのが作品のテーマ。ソウルの大学路で、05年から現在までロングラン上演され、韓国ミュージカル大賞を受賞した。

 厳しい社会環境の中で懸命に生きる地方出身の女性ナヨンとモンゴルから来た青年ソロンゴ、二人を励ますソウルの路地裏で貧しくとも懸命に生きる人々の哀歓を、笑いと涙で描いた。作・演出の女性作家チュ・ミンジュは、「人々が懸命に生きている姿をお互いに知れば、韓日はより緊密な関係になると思う。そしてこの作品が、両国が多文化社会に進む一助になればと願っている」と話す。


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