韓日国交正常化50周年を記念して、「韓日食博」が大阪・国立民族学博物館で開かれている。また和歌山の高野山真言宗総本山金剛峯寺では、「いのちの交響~空海の地で会う日・韓現代美術~」が5日から開催される。
高野山開創1200年特別企画展「いのちの交響~空海の地で会う日・韓現代美術~」は、5日から11月3日まで、和歌山・高野山の金剛峯寺会場と開創1200年ギャラリーの2会場で開催。
今年は、空海が真言密教の根本道場として高野山を開いてから1200年という節目の年。空海の「いのちの思想」を導きとして、両国の美術作家の作品展を高野山で実施することで、両国のよりよい関係、共生の未来に向けて、宗教・文化の側からアピールした美術展だ。
出品作家は、木の崔石鎬、人間の徐庸宣、鉄の榎忠、心の井上廣子、ゴミの淀川テクニックの5人。榎忠は、近年の金属部品を丹念に磨き積み上げたインスタレーションが、榎の思いとエネルギーが込められた充実作として評価されている。
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