「日韓国交正常化50周年 韓国映画1934-1959 創造と開花」が、21日から12月26日まで、東京・京橋の東京国立近代美術館フィルムセンターで開催される。1930年代から50年代までの貴重な韓国映画を特集上映し、映画を通して韓日相互理解と友好を深める企画だ。
フィルムセンターはこれまで、『2002年日韓国民交流年記念事業 韓国映画――栄光の1960年代』と『日韓友情年2005 韓国リアリズム映画の開拓者 兪賢穆(ユ・ヒョンモク)監督特集』で、韓国映画黄金期にあたる1960年代の多くの作品を紹介してきた。
今回は、韓国映像資料院の所蔵作品を中心に、近年発掘された1930年代から1940年代の作品群と、韓国戦争後に韓国映画が鮮やかに花開いた1950年代に焦点をあてる。
サイレント期から映画界をリードし、新たな韓国映画を創造した安鍾和(アン・ジョンファ)監督や李圭煥(イ・ギュファン)監督の作品から、韓国映画の開花期を築いた申相玉(シン・サンオク)監督、韓瀅模(ハン・ヒョンモ)監督らの作品まで、27本(21プログラム)を紹介する。
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