ことしは韓国・富川市と神奈川県川崎市の友好都市提携20周年を迎える。それを記念して昭和音大が結成した「テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ」による韓日交流の音楽会が6月に開かれる。他にも各地で両国交流のイベントが開催予定だ。
◆クラシック◆
友好都市提携20周年を記念して6月18日午後2時からミューザ川崎シンフォニーホールで「日本・韓国 文化音楽特別演奏会『オペラアリアと初夏の第九』が開催。昭和音楽大卒業生を中心にした若い音楽家らで構成された「テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ」は、〝音楽で結ぶ友情のかけ橋〟として企画。韓国から3人のソリストを招く。
さらに同25日午後2時から昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワで、特別演奏会『新世界よりと映画音楽』も開催。どちらもS席3500円ほか。℡044・953・9899(昭和音大チケットセンター)。
一方、「光州市立交響楽団創立40周年記念日本公演」は6月30日午後7時、東京芸術劇場コンサートホールで開催。
光州市立交響楽団が、在日出身の指揮者・金洪才、ブゾーニ国際各コンクール1位の若手ピアニスト、ムン・ジヨンと共に来日。音楽を通じて韓日の友好関係を深める。曲目はラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」、チャイコフスキー「交響曲第4番」など。S席5000円ほか。℡03・5610・7275 (日本オーケストラ連盟)。
◆プレゼント◆
18日「オペラアリアと初夏の第九」、25日「新世界よりと映画音楽」に各10組20人、30日「光州市立交響楽団」に20組40人を抽選で招待。住所、氏名、電話番号を明記し、東京本社読者プレゼント係まで。
韓国の若きストリング・バンド「ノブース・クァルテット」の演奏会「響感のアジアⅡ」は、6月13日午後7時、東京・サントリーホール・小ホールで開催。07年に結成された韓国室内楽をリードする団体。尹伊桑(ユン・イサン)の「弦楽四重奏曲第1番」、シューマン「ピアノ五重奏曲」など。指定席3500円ほか。℡0570・55・0017。
つづきは本紙へ