韓日美術交流の催しが各地で行われている。東京藝術大学に在籍している韓国人留学生と日本人学生の交流展「Challenge Art in Japan 2016―環状の岸辺」展は、東京・四谷の韓国文化院で開催中だ。
同展は、東京藝術大学で芸術学、キュレーション、デザインを学んでいる学生7名が企画チームとしてイベントを企画し、12名のアーティストが参加してインスタレーション、彫刻、絵画、映像などといった現代アート作品を展示。
韓国文化院は、日本で美術を学ぶ有望な韓国人留学生を支援するための作品展「チャレンジ・アート・イン・ジャパン」を過去4年間開催してきた。今回は韓日の芸術教育の成果を紹介すると共に、両国の大学生交流をより一層深めるため、東京藝術大学に在籍している韓国人留学生と日本人学生の交流展を開催する。
8日にオープニングが行われ、金現煥・韓国文化院長は「文化交流は韓日両国にとって一番大切だ。同展を準備した学生たちが将来、両国交流の主役になってほしい」と述べた。
澤和樹・東京藝術大学学長は「藝大はグローバル展開をしており、韓国人留学生も現在44人いる。映像や音楽分野でも韓国と交流を深めている。今後さらに進めたい」と話した。
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