今年の東アジア文化都市に選定された大邱広域市の魅力を紹介する、「2017東アジア文化都市 大邱市観光写真展」が、31日から東京・四谷の韓国文化院で開催される。
大邱広域市は慶尚北道に位置し、約250万人が暮らす大都市。昔から「リンゴと美人の街」と言われ、韓方・韓薬の本場、薬令市を始め、八公山や寿城池、東城路など「大邱12景」と呼ばれる美しい景勝地がある。
八公山は、東峰と西峰で構成された勇壮な姿の花崗岩山で、山の形状がすばらしく、奇岩怪石が多いため、霊験あらたかな山とされ、桐華寺、符仁寺をはじめ多くの寺院がある。特に「カッパウィ」は、熱心に祈ると、願いをひとつ叶えてくれるという俗説があり、毎年全国各地から多くの人々が訪れる。
食では、ぺちゃんこ餃子やマクチャングイ(ホルモン焼き)などの「大邱10味」と言われる郷土料理が豊富だ。成田空港からは毎日2本の直行便が運航、わずか2時間で行くことができる。同展では、東アジア文化都市として注目を集める大邱市の魅力を伝える、観光地、飲食などの写真約50点を展示する。
「東アジア文化都市」は、韓日中文化大臣会合に基づき毎年3カ国の代表都市を選定し、その都市において現代の芸術文化や伝統文化、また多彩な生活文化に関連する様々な芸術イベントなどの文化交流行事を実施するもの。これにより東アジア域内の相互理解・連帯感の形成を促進するとともに、東アジアの多様な文化の国際発信力の強化を図ることを目指している。今年は大邱広域市(韓国)、京都市(日本)、長沙市(中国)が東アジア文化都市として選定された。
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