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2017/09/15

<韓国文化>韓国伝統音楽と西洋音楽を融合

  • 韓国伝統音楽と西洋音楽を融合

    尹伊桑の曲を演奏したコリアン・シンフォニー・オーケストラ

 今年は韓国を代表する作曲家・尹伊桑(ユン・イサン、1917~1995)の生誕100周年にあたる。韓国内では尹伊桑の音楽に対する再評価が進み、記念コンサートも数多く予定されている。

 文大統領夫人の金正淑氏が先日、ドイツ訪問中に作曲家の尹伊桑氏の墓を参拝し、彼が残した音楽の世界と業績に再び関心が集まっている。

 尹伊桑は韓国出身の作曲家の中で、国際的に最もよく知られている人物だが、韓国で紹介される機会は少なかった。1967年東ベルリンスパイ団事件に巻き込まれ、逮捕されたことがあるからだ。最近、ブラックリストに「尹伊桑平和財団」が含まれていたことも明らかになった。しかし、尹伊桑は、東洋と西洋の音楽技法と思想を融合させた世界的な現代音楽家として評価されている。指揮者のチェ・スヨル氏は、「尹伊桑氏は伝統楽器を使わず、オーケストラで伝統音楽を表現した。再評価されるべき音楽家だ」と説明した。

 尹伊桑は、故郷である統営の海と土が音楽の基礎になったと語っていたが、東ベルリン事件以後、故国の地を再び踏むことがないまま、異国で亡くなった。そのため金正淑夫人は、参拝に先立ち統営から空輸した椿の木を墓石の脇に植えた。

 金夫人は、「尹伊桑先生が生前、日本から船に乗って、統営沖まで来られたのに肝心の故郷の地を踏めなかったという話を聞いて泣いた。祖国の独立と民主化を念願した先生のために、故郷の椿を供えたかった」と語った。

 慶熙大声楽科を卒業した金夫人は「私もクラシックを専攻したので尹伊桑先生の音楽をよく知っている。先生の曲から多くのインスピレーションを得た」と振り返った。

 一方、今年生誕100周年を迎え、


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