特別企画展「世界に誇る大阪の遺産 文楽と朝鮮通信使」が30日~11月26日、大阪市の大阪歴史博物館で開催。
朝鮮通信使は、江戸時代に日本を12回訪れた。両国の善隣友好のシンボルといえる朝鮮通信使は大阪にも多くの足跡を残した。同展では同館所蔵のユネスコ記憶遺産登録候補11点を含む朝鮮通信使資料の優品を紹介。
一方、人形浄瑠璃文楽は、大阪で育まれ、大阪の人々が支えてきた伝統芸能で、08年にはユネスコ無形文化遺産に登録された。今回は、人形鬘見本や文楽の興行ポスターを通じて、舞台を支える活動や昭和の文楽史の一端を紹介する。料金大人600円ほか。℡06・6946・5728(大阪歴史博物館)。