秋の映画祭シーズンがやってきた。韓国文化院主催の「コリアン・シネマ・ウィーク」は26日から東京・韓国文化院で、第22回釜山国際映画祭は12日から釜山市内で開催。また山形国際ドキュメンタリー映画祭は山形市内で開催中だ。
「コリアン・シネマ・ウィーク」は、東京国際映画祭の提携企画として2001年にスタートし、韓国映画を通じた韓日両国の相互理解と文化交流の促進、韓国映画の日本市場進出の支援などを目的に開催し、今年で 17年目を迎えた。
毎回、日本未公開の作品を中心に幅広いジャンルの最新作や話題の韓国映画の上映と、監督や俳優など韓国の映画関係者と観客とのティーチイン(討論集会)を通じ、韓国映画の魅力はもちろん、韓国の多様な文化や社会の紹介に尽力している。
今年の「コリアン・シネマ・ウィーク 2017」では、オープニング作品として7月に韓国で公開されたばかりの最新の芸術映画『灰の花』から、若手女優のシム・ウンギョン主演で女子高校生が自分を見つめる姿を描いた『歩く女王』、韓国映画界のトップ女優の一人であるキム・ヘスが人気の落ちた女優を演じたコメディー作品『グッバイ・シングル』などの日本未公開作品、さらに韓国で700万人を超える観客動員を記録した人気俳優ハ・ジョンウ主演のリアルパニック映画『トンネル 闇に鎖された男』、日本映画『鍵泥棒のメソッド』が原案で、名脇役としても広く知られているユ・ヘジン主演により、貧乏役者と伝説の殺し屋が入れ替わる姿を描いた『LUCK-KEY/ラッキー』など5作品を上映。
つづきは本紙へ