韓国出身の世界的ビデオ・アーティスト、故ナムジュン・パイクの作品などを展示した「理由なき反抗」展が、都内で開かれている。また統一新羅時代の仏像などを紹介する展覧会が、長崎県の壱岐市で13日から開かれる。
東京・神宮前のワタリウム美術館で開かれている「理由なき反抗」展は、同美術館コレクションを中心に、韓国出身の世界的ビデオ・アーティスト、ナムジュン・パイク(白南準)をはじめ、オノ・ヨーコ、ホワン・ヨンビン、竹川宣彰など15人の作家、約100点の作品を展示。
アーティストは、慣習、体制、権力、困難な状況といったものに抗い、闘う。アーティストたちの生き方、闘い方はそれぞれだが、共通しているのは、何者にも屈しない自由への心である。
ナムジュン・パイク(1932~2006)は、ソウル生まれ。日本で美学を、ドイツで音楽を学ぶ。1960年代前半、
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