日本でも大ヒットした韓国映画『怪しい彼女』の主演女優シム・ウンギョンが、韓国人の母と日本人の父を持つ日本の新聞記者を演じた社会派サスペンス『新聞記者』が、28日から全国公開される。鄭憲・アジアン美容クリニック院長に映画評を寄せてもらった。
◆ジャーナリズムの使命を問う 鄭 憲さん(アジアン美容クリニック院長)◆
巨大組織や公権力による様々な圧力や陰謀、それを暴こうと懸命に奮闘する新聞記者という構図は、韓国映画では暫し取り上げられるシナリオである。そこは、お茶の間であれ酒場の一席であれ、政治家や政局の裏話で盛り上がる「韓国人の政治好き?」を思えば必然的かも知れない。
一方、日本では
つづきは本紙へ