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2020/05/01
サスペンススリラー『哭声 コクソン』。日本の男優・國村隼がよそ者の男を演じて、第37回青龍映画賞で外国人俳優初の助演男優賞と人気スター賞をダブル受賞した
◆巫俗信仰を追い詰めるキリスト教◆
神様の話を続けよう。『神々のたそがれ』(アレクセイ・ゲルマン監督、2013年)は難解なSF作品だ。作家のウンベルト・エーコは、「神様でいることはつらい、そしてこのぞっとするような映画の観客でいることもつらい」と評した。
また、評論家の立花隆はこの映画を4回見て、原題の「神でいることはつらい」という認識は、ダンテの『神曲』を凌駕するものだという(同作品プログラムによる)。
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