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2020/06/12
韓国戦争後、社会の底辺で生きる人々を描いた名作『誤発弾』(1961年、兪賢穆監督)
◆検閲と闘った映画・大衆歌謡◆
アルベール・カミュの小説『ペスト』(新潮文庫)が、売れに売れているという。これ以外にも、感染症関連書の売り上げが伸びているらしい。
もちろん、コロナの恐怖に怯えながら、ペストによる都市(国境)封鎖の話を読むのは、快いはずはない。それでもやはり、スペイン風邪や世界大恐慌の体験もない現世代にとっ て、予言的な物語の結末を覗きたくなるのは、やむをえまい。
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