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2020/07/31

<韓国文化>フランスからの名品など展示

  • フランスからの名品など展示

    フランス大統領から朝鮮王室に贈られた白磁彩色サラミナ瓶

 国立古宮博物館が、特別展「新王室陶磁、朝鮮王室で使った西洋式陶磁器」を開催中(10月4日まで)。

 展示の目玉の一つが、韓国で初公開される朝鮮王室とフランスの友好の象徴「白磁彩色サラミナ瓶」だ。

これは1888年、フランスのカルノー大統領(在任1887~1894年)が2年前に締結した朝仏修好条約を記念して朝鮮王室に贈ったもので、フランスを代表する陶磁器の名品。

 これに対し、朝鮮王朝第26代王の高宗(大韓帝国初代皇帝)は12世紀に作られた翡色青磁の平鉢2点と王室工芸品の「盤花」を贈り、両国間の友好を確かめ合った。盤花は真ちゅう製の台座の上にさまざまな宝石類で作った木や花を飾った装飾品だ。


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