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2020/09/25

<韓国文化>韓国でも評判のデジタル現代美術

  • 韓国でも評判のデジタル現代美術

    宮島達男《地の天》1996年 千葉市美術館蔵Photo by Nobutada Omote

 千葉市美術館拡張リニューアルオープン・開館25周年記念「宮島達男 クロニクル 1995-2020」が、同美術館で開催中。韓国など世界的に著名な現代美術作家・宮島逹男の作品を紹介すると同時に、韓国出身の現代美術家・李禹煥(リウファン)とのコラボレーション作品や、宮島が取り組んだ「平和の木・柿の木プロジェクト」を通しての日韓平和交流なども展示される。

 宮島達男は、LED(発光ダイオード)のデジタル・カウンターを使用した作品で高く評価される。これまで30カ国250カ所以上で作品を発表した。

 作品のモチーフであるデジタル数字は命の輝きを表し、0が表示されず1から9の変化を永遠に繰り返すことで、人間にとって普遍的な問題である「生」と「死」の循環を、見る者に想像させる。


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