自閉症だけれども、天才的な暗記力と人体のあらゆる器官の構造を把握する脅威の空間認識能力をもつ〈サヴァン症候群〉の青年が、小児外科医を目指し成長していく姿を描いた韓国のヒューマン・ドラマ『グッド・ドクター』について、鄭憲・アジアン美容クリニック院長に寄稿してもらった。
医療現場を舞台としたもの、医師を主人公に描かれたドラマは日本でも数多く制作され、それは韓国も同様である。日本と韓国では国民皆保険を基本とした医療制度や医師の社会的評価に共通点が多く、ドラマの設定や背景に関して視聴者もあまり違和感を覚えない。
そしてテーマとして医療系が取り上げられやすいのは、誰もが多かれ少なかれ様々な形で関わらざるを得ない身近な世界である反面、一般の人々には未知の部分も多く、興味を抱きやすいからだろうか。
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