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2021/05/21

<韓国文化>韓国の社会派戯曲を日本で上演

  • 韓国の社会派戯曲を日本で上演

    15年に上演された『憂鬱郡悲し村老い里』

 「韓国新人劇作家シリーズ第6弾」が、今月26日から都内で開催される。同シリーズは、韓国の新人作家の登竜門「新春文芸」受賞作品を日本で翻訳・上演するプロジェクトで、2012年にスタートし、これまで15作品を上演、今回で第6回目を迎える。

 同プロジェクトは、①受賞作に通底する〝社会を鋭く見つめる視点〟を通して、現代社会の問題を観客と共有し、韓日の相互理解を深めるとともに、②韓国と日本の演劇に関わる人々の交流の場となることを目的としている。公益財団法人「韓昌祐・哲文化財団」の19年度助成対象事業。

 今回は17~19年に受賞した6作品を取り上げ、うち4作品を劇場で上演する(2作品はオンライン)。コメディーからシリアスまで作品がそろっており、多様な「家族」にまつわる関係性を描く作品が多いのが第6弾の特徴だ。


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