◆『韓屋と伝統集落』を出版して◆
朴賛弼・法政大学デザイン工学部専任教員が、韓国の伝統的家屋建築・韓屋の魅力を伝える『韓屋と伝統集落―韓国の暮らしの原風景』(法政大学出版局)を出版した。韓国各地の韓屋を30年にわたって訪ね歩き、その特徴をまとめた研究成果だ。朴教員に寄稿をお願いした。
今年の3月10日に法政大学出版局から『韓屋(ハンオク)と伝統集落』という本を出版した。韓屋とは韓国の伝統家屋を示すが、本の内容は韓国の原風景の住居文化と伝統集落が主である。
先に出版した『日本の風土と景観WESTZONE』(2020年4月)、『日本の風土と景観EASTZONE』(21年2月)の2冊は、日本の文化を韓国へ紹介する本である。この内容については21年7月9日号に寄稿した。これらの本は両国を愛し、その情熱で執筆した本である。
今回は韓国文化を日本へ紹介する番であり、本書を通じて韓国のすまいの文化を理解していただきたい。
つづきは本紙へ