◆日韓交流音楽会を主催して◆戸田志香さん(音楽家・実行委員会代表)
日韓交流音楽会『河を越え春が来るように』が3月末、千葉県習志野市の複合施設・プラッツ習志野で開かれ、津田沼高校の生徒が韓国歌曲や童謡などを演奏し、大きな拍手が寄せられた。19年の両国高校生による開催以後、新型コロナウイルスの拡大で交流が中止を余儀なくされたため、日本の高校生による3年ぶりの開催となった。音楽家で実行委員会代表の戸田志香さんに、日韓交流音楽会再開に向けた思いについて寄稿してもらった。
『河を越え春が来るように』は3月27日に開かれた音楽会だ。
2017、18、19年と3年続いた日韓高校生コンサートは、コロナ禍のため中止を余儀なくされていた。しかし3年目のブランクを前に、このままでは音楽会再開は難しくなると考え、音楽会の内容を、日本の出演者による韓国の歌と変え、〝千葉で響けよ韓国の歌〟とした。それが『河を越え春がくるように』だ。
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