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2022/06/24

<韓国文化>韓国現代美術の魅力を知る

  • 韓国現代美術の魅力を知る

    「記憶の痕跡」を描く崔弼圭・水原女子大名誉教授

 韓国現代美術家の作品展が相次いで開かれる。「崔弼圭(チェ・ピルギュ) 痕:Tracesofplay」展は、東京・六本木のヒデハルフカサクギャラリー六本木で開催中。同ギャラリーでは7月に「李元淑(イ・ウオンスク)-然-熱+情ー」展も開かれる。また「YeoDuHong展風の光-成長」が7月、神奈川県横浜市のフェイアートギャラリーで開催される。

 崔弼圭「痕:Tracesofplay」展は20年に開催予定だったが、コロナ禍で延期され、コロナ規制の緩和を受けて今回の開催となった。

 作家の記憶の痕跡を「痕」というコンセプトで繰り広げた個展である。イメージを配列し、「痕跡」のイリュージョンを表象させる過程は、作品のイメージをより深く創出できるモチーフとなっている。


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