◆「韓食文化ボックス&藤本巧写真展」東京・韓国文化院で 8月31日まで開催中◆
「観じる韓国の食文化今と昔~韓食文化ボックス&藤本巧写真展~」が、東京・四谷の韓国文化院で開かれている。韓食に見られる特徴、文化、思想を実物、模型、映像、写真などを通じて詳しく紹介する展覧会だ。
韓国では四季の移ろいが明確な韓半島の気候と、地域ごとに異なる特産品により多種多様な料理が発達してきた。そして、陰陽五行説に基づく五味五色や陰陽の調和が調理に取り入れられ、料理技術、配膳方法は一つの原理で法則的に統合され、バランスのとれた健康食を追求したという特徴がある。
同展では伝統から現代にいたる、今、最も人気を集めている代表的な韓国料理を映像やレシピ、模型などを通して韓食文化に触れて楽しむことを目的に(財)韓国工芸・デザイン文化振興院で制作された「韓食文化ボックス」を展示し、同時に韓国の生活風景を半世紀以上にわたり記録し続ける写真家、藤本巧氏による1970年代から現代までの韓国の在来市場、食にまつわる写真作品を併せて紹介。
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