映像とアートの国際フェスティバル「恵比寿映像祭2023」が、東京・恵比寿の東京都写真美術館で19日まで開かれている。今年のテーマは「テクノロジー?」である。また21日からも「コミッション・プロジェクト」の展示が継続して開催される。
同映像祭は、2009年の第1回開催以来、年に一度、展示、上映、ライブ・パフォーマンス、トーク・セッションなどを複合的に行ってきた。映像分野における創造活動の活性化と、映像表現やメディアの発展をいかに育み、継承していくかという課題について広く共有する場となることを目指している。
今年、15回目を迎える同映像祭では「コミッション・プロジェクト」をはじめとする、いくつかの新たな試みを開始することで、映像祭の役割をさらに強化していく。
今回は「テクノロジー?」というテーマを通して、多種多様な映像表現の実践を検証し、アートと技術との対話の可能性を考察する。また日本を拠点に活動する新進作家4人を選出し、制作委嘱した映像作品を「新たな恵比寿映像祭」の成果として発表する「コミッション・プロジェクト」のみ、21日から展示が継続され、4作品から特別賞を決定する。
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