◆「閑山島海戦」を入念に検証した歴史大作◆
豊臣秀吉の朝鮮侵攻に対して立ち上がった冷静沈着な李舜臣(イ・スンシン)将軍と朝鮮水軍の戦闘を描いた韓国映画『ハンサン 龍の出現』が、17日から全国公開される。両軍の運命を変える分岐点となった「閑山島海戦」を描いた歴史大作だ。鄭憲アジアン美容クリニック院長に映画評を寄せてもらった。
ソウルの正宮である景福宮の南門、光化門一帯は、朝鮮時代以後、歴史と政治の心臓部の役割を担った。この場所に2009年にオープンした光化門広場には、韓国人が最も尊敬する二人の人物の銅像がある。世宗大王と李舜臣将軍である。
1418年、朝鮮王朝4代国王に即位した世宗は、様々な学問に対する博識と分析力に秀でた人物で、ハングル文字の発明をはじめ、民衆の生活に役立つ発明をし、韓国の歴史上もっとも優れた君主として1万㌆札に肖像が描かれている。光化門も「王の大きな徳が国を照らす」という意味である。
つづきは本紙へ