京畿道龍仁市湖巖美術館で企画展「一点空 金煥基(キム・ファンギ)」が先月18日に始まり、好評を博している。同館は1年半にわたる内部改装工事を終え、リニューアル記念展として、韓国を代表する抽象画家の金煥基を選んだ。
1~2階の展示室で構成された湖巖美術館の全館を使って約120点の作品を披露する今回の展示では、1930年代半ばから金煥基(1913~1974)が亡くなる1970年代までの生涯にわたってその芸術世界を紐解いていく。
展示には指定文化財に登録された「ロンド」(1938年)、全面点画を初めて広めた作品「どこで何になってまた会おうか」(1970年)、2019年のオークション大手の香港クリスティにて当時のレートで約132億㌆という韓国美術品競売史上最高落札額を記録した「宇宙」など代表作が含まれている。
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