『コンフィデンシャル国際共助捜査』が22日、東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開される。韓国、北朝鮮と米国の捜査官がタッグを組んで犯罪捜査を行う痛快アクション映画だ。鄭憲・アジアン美容クリニック院長に映画評を寄せてもらった。
◆物語の背景に南北統一への思いも◆
2020年より始まったいわゆる〝第4次韓流ブーム〟は、コロナ禍で外出の機会が減り、動画配信サービスの需要が高まったことが大きな原因であった。その時に人気を二分した韓国ドラマが『愛の不時着』と『梨泰院クラス』。
若者を中心に男女問わず高い評価を受けたサクセスストーリー『梨泰院クラス』は、日本でも『六本木クラス』としてリメークされた。一方、北朝鮮のエリート将校と韓国財閥の娘のラブストーリー『愛の不時着』は、日本はもちろん、世界のどの国であっても再現は不可能だろう。
つづきは本紙へ