「山形国際ドキュメンタリー映画祭」が10月5~12日、山形市内で開催され、韓国をはじめ各国のドキュメンタリー映画作家が集まった。コロナ禍を経て今年は4年ぶりの劇場開催だった。同映画祭に参加した門間貴志・明治学院大学文学部教授に報告を寄せてもらった。
◆山形国際ドキュメンタリー映画祭に参加して 門間 貴志(明治学院大学文学部教授)◆
前回はコロナ禍のためオンラインでの開催であったが、今回の山形国際ドキュメンタリー映画祭は4年ぶりの対面開催となった。初日のオープニング上映は、空音央監督が、父・坂本龍一の「最後の演奏」を記録したドキュメンタリー作品『RyuichiSakamoto―Opus』であった。
アジアのドキュメンタリーの新作を特集する恒例の企画「アジア千波万波」には、韓国から3作品が出品された。
つづきは本紙へ