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2023/11/10

<韓国文化>済州島4・3事件の貴重な証言  寄稿 門間貴志

  • 済州島4・3事件の貴重な証言 寄稿 門間貴志

    1948年に起きた済州島4・3事件で無実の罪で投獄された女性たちの証言を記録した金炅滿監督『石が語るまで』

 「山形国際ドキュメンタリー映画祭」が10月5~12日、山形市内で開催され、韓国をはじめ各国のドキュメンタリー映画作家が集まった。コロナ禍を経て今年は4年ぶりの劇場開催だった。同映画祭に参加した門間貴志・明治学院大学文学部教授に報告を寄せてもらった。

◆山形国際ドキュメンタリー映画祭に参加して  門間 貴志(明治学院大学文学部教授)◆

 前回はコロナ禍のためオンラインでの開催であったが、今回の山形国際ドキュメンタリー映画祭は4年ぶりの対面開催となった。初日のオープニング上映は、空音央監督が、父・坂本龍一の「最後の演奏」を記録したドキュメンタリー作品『RyuichiSakamoto―Opus』であった。

 アジアのドキュメンタリーの新作を特集する恒例の企画「アジア千波万波」には、韓国から3作品が出品された。


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