「最も真摯な告白:張旭鎮(チャン・ウクジン)回顧展」が韓国国立現代美術館徳寿宮館で開催中だ。油絵、マジックペン絵、版画、表紙画とイラスト、陶器絵付けなど年代別代表作を中心に270点を公開する大規模展示だ。アンフォルメル(非定型美術)、単色調絵画、民衆美術など、様々な美術の中で独自の様式を構築した画家の全貌を知ることができる。
◆270点を一挙展示代表作「家族」も◆
展示は、20代の頃の作品から始まる。張旭鎮(1917~90)は学生時代から何度もコンテストで入賞した。
1938年、朝鮮日報が主催した第2回全朝鮮学生美術展覧会で「コンギノリ」(日本のおはじきに似た韓国の伝統遊び)で社長賞を受賞する前に、少なくとも4回の学生作品展で受賞した。これらの時期の絵は私たちが見慣れた作品とは全く違う。
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