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2024/03/01

<韓国文化>両言語の類似性と相違点 寄稿 髙橋毅(英仏実務翻訳者)

  • 両言語の類似性と相違点 寄稿 髙橋毅(英仏実務翻訳者)

    第17代高麗王・仁宗の命を受けて金富軾が撰した三国時代から統一新羅末期までを対象とする韓半島最古の歴史書『三国史記』

◆日本語系統論と朝鮮語-歴史・現在・展望◆

 日本語系統論と朝鮮語(古代からの歴史なので韓国語ではなく、この名称を使う)について、近年出版された3冊の書籍の関連箇所を紹介しながら、その歴史、現在、そして展望について祖述してみたい。

 その3冊の書籍とは、塚本勲著『日本語と朝鮮語の起源』(2006、白帝社)(以下①)、長田俊樹編『日本語「起源」論の歴史と展望――日本語の起源はどのように論じられてきたか』(20、三省堂)(以下②)、松本克己著『世界言語のなかの日本語論――日本語系統論の新たな地平』(07、三省堂)(以下③)である。


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