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2024/09/20

<韓国文化>無数の針金で表現する「実在」

  • 無数の針金で表現する「実在」

    裵ジョン「運命の出会い」展示風景

◆裵ジョン個展「運命の遭遇」をソウルで開催中◆

 針金のかけらを溶接し、つなげる作業をしてきた在米彫刻家の裵ジョン(87)が11年ぶりに韓国で個展を開いた。ソウル市鍾路区司諫洞のギャラリー現代で開かれている裵ジョンの個展「運命の遭遇」は、初期の彫刻をはじめ、年代別に主に針金のかけらとドローイング、絵画、最新作まで70年にわたる作家の芸術の足跡を集約し紹介している。

 「私の作品は一つの音符から始まったと言える。多くの作品が、一つの点や線から始まる。2番目、3番目、4番目と続き、それぞれの点と線が全体に影響を与えることもある」と裵ジョンは話す。


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