「韓国の国民的詩人・尹東柱（ユン・ドンジュ）をめぐる愛と死の物語」と銘打たれた秋田雨雀·土方与志記念青年劇場公演「星をかすめる風」（原作・イ·ジョンミョン、脚本・演出シライケイタ）の韓国版がこのほど、ソウル大学路の隣駅で上演され、静かな話題を呼んだ。徐在吉（ソ・ジェギル）韓国国民大学校教授に同公演について寄稿してもらった。

　金敏基（キム・ミンギ）のロックミュージカル「地下鉄1号線」の学田ブルー劇場が大学路から消え、金敏基も今年7月に亡くなった。大学路（地下鉄恵化駅）の隣駅「漢城大入口駅」一帯がこのところオフオフ大学路と言われ始めた。その胎動の一端をお伝えしたい。

つづきは本紙へ