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2024/10/11

<韓国文化>百済の「龍」文化に触れる

  • 百済の「龍」文化に触れる

    武寧王の墓から出土した龍が飾られた指輪型の柄の剣

 古代百済の文化に根付いた龍の意味にスポットライトを当てた特別展「想像の動物辞典―百済の龍」が、韓国国立公州博物館で開かれている。

 「頭はラクダに似ており、角はシカに似ており、目はウサギに似ており…」(中国の古い文献『廣雅』より)

 十二支の動物の中の一つ、龍は想像から生まれた動物だ。古代の人々は龍が風を吹かせ、雨を降らすなど自然を操る特別な能力があると信じ、王と王妃のような最高権力者を表現する時、龍に例えたりした。


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