22日 ■江沢民主席、年内に訪朝へ
金正日総書記は、平壌を訪れた曽慶紅・中国共産党組織部長ら友好訪問団と会見した。この席で金総書記は、江沢民主席の北朝鮮訪問を招請、年内に訪問することで合意した。曽部長は、江主席の側近として知られている。
23日 ■金雲竜理事、IOC会長に意欲
国際オリンピック委員会の金雲竜理事は、7月に行われるIOC会長選挙に立候補する意思を表明した。金理事はIOC委員に「サマランチ会長の功績を引き継ぐため、立候補することを表明できうれしく思う。支援をお願いしたい」とする手紙を送った。
24日 ■医療保険で総合対策
医療保険財政が破綻の危機を迎えている問題で、政府と与党新千年民主党は、5月までに総合対策をまとめる方針だ。新任の金元吉・保健福祉部長官は、「今後1カ月をかけて、赤字規模などを詳しく点検し、抜本的改善策を講じる」と述べた。
25日 ■北朝鮮、NZと国交樹立
ニュージーランドのゴフ外相は、北朝鮮と外交関係を樹立したと発表した。北朝鮮とNZは、昨年7月にバンコクで接触し、外交樹立に合意していた。ゴフ外相は声明で、「外交関係樹立で、今後は北朝鮮に対する人道的支援を行うとともに、韓半島の和平に関与していきたい」と表明。これでNZは、すべてのアジア・太平洋地域の国家と国交を結んだことになる。
26日 ■ミサイル輸出規制に加盟
政府は、パリで開かれたミサイル関連技術輸出規制(MTCR)の特別会議に出席し、MTCRに正式加盟した。米は、北朝鮮との関係改善の条件としてMTCRへの加盟をあげており、政府は北に加盟を呼びかけていく方針だ。
27日 ■米国との同盟関係強化
政府は、新外交安保チームを発足、対米関係と対北朝鮮政策の再調整作業に入った。政府は、米との同盟関係を強化するため、パウエル米国務長官の早期訪韓を推進することを決定した。また、北朝鮮に対して、非公式チャンネルを通じ、軍事当局者会談の早期開催を呼びかけていく方針だ。
28日 ■IPUで南北国会が交流
李萬燮国会議長は、4月1日からキューバで開かれる国際議会連盟(IPU)総会に出席し、北朝鮮の議会代表団と南北の国会交流について協議すると明らかにした。北朝鮮は、IPU総会に金潤赫・最高人民会議常任委員会書記長ら5人を派遣する予定だ。