13日 ■韓国在住外国人に投票権
韓国国会の政治改革特別委員会選挙関係法小委員会は、国内に5年以上居住する外国人に投票権を与えることで合意した。早ければ来年6月予定の地方選挙から韓国居住の外国人1万6000人が投票に参加できるようになる。
14日 ■来年2月に韓日安保対話
韓日両国政府はソウルで開いた局長級協議で、安全保障対話を来年2月に東京で開くことで合意した。安保対話では相互の安保政策やテロ対策、朝鮮半島情勢などについて話し合う。
15日 ■北朝鮮、アフガン攻撃非難
北朝鮮の平壌放送と朝鮮中央放送は、米国のアフガニスタン攻撃を「第二の朝鮮侵略戦争のための予備戦争」「わが方をテロと結びつけ大量殺りく兵器開発の検証問題まで持ち出している」と非難した。一方で、「懐に刀を忍ばせていては対座できない」とし、朝米交渉再開に期待する姿勢もみせた。
16日 ■W杯へ韓日「ホットライン」
韓日両国の警察庁は実務者協議で、来年のサッカー・ワールドカップ韓日共催大会に向けた対策や東南アジアからの麻薬の密輸などを防止するため、緊密に情報交換する「ホットライン」を設置することで合意した。
17日 ■北朝鮮の軽水炉関係者が訪韓
朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)による軽水炉発電所建設に関連し、北朝鮮関係者20人が訪韓、慶尚北道蔚珍原子力発電所を訪れた。一行は2週間滞在する。今回の訪韓は遅れている軽水炉建設を促すねらいがあるとみられる。
18日 ■北、各核弾頭1,2個分保有か
韓国国防省は同省が発行した大量殺傷兵器に関する応答集のなかで、北朝鮮が1、2個の核弾頭を製造できる核物質を保有していると指摘。ただ起爆剤装置の技術水準が未熟で、核兵器として使用するには最低数年かかるという。
19日 ■北朝鮮が中ロを批判?
北朝鮮の内閣機関紙「民主朝鮮」は米国のアフガン攻撃を非難する論説のなかで「かつて米国に対抗していた大国が反テロ連合に取り込まれ、米国の指導に従って右往左往している」と指摘した。「大国」とは中国とロシアを指すとみられる。