14日 ■北朝鮮への重油供給凍結
韓半島エネルギー開発機構(KEDO)は理事会を開き、北朝鮮への重油の供給を12月から凍結する声明を発表した。KEDOは声明で、北朝鮮の核開発は、核不拡散条約(NPT)と米朝枠組み合意への重大な違反だとし、核計画放棄を求めている。
15日 ■候補一本化で合意
国民統合21の鄭夢準代表と民主党の盧武鉉候補が会談し、大統領候補の一本化を進めることに合意した。今後、テレビ討論会などを開き、世論の反応などをみて、どちらか一方を大統領候補に立てる。
16日 ■北朝鮮への食糧援助呼びかけ
北朝鮮を訪問していた世界食糧計画(WFP)のジェームズ・モリス事務局長は、北京で記者会見し、「支援国からの援助が不足し、北朝鮮の食糧不足は深刻な状況になっている」と述べ、国際社会に食糧援助を呼びかけた。
17日 ■北朝鮮が米を非難
平壌放送は、「米朝枠組み合意に違反したのは米のほうだ」と米国を非難し、「米帝の増大する核脅威に対応し、われわれの自主権、生存権を守るために核兵器を含む強力な軍事的対抗手段を有するようになった」とけん制した。
18日 ■朝日安保協議、無期延期へ
朝鮮中央通信は、「朝日安全保障協議を無期延期する」とした論評を発表し、日本に帰国した拉致被害者5人を北朝鮮に戻すよう強く求めた。同通信は、「われわれの忍耐にも限界がある」と非難した。
19日 ■未来連合、ハンナラと合併
今年5月に新党・韓国未来連合を旗揚げした朴槿惠代表は、記者会見し「ハンナラ党と合併する」と発表した。未来連合は6月の統一地方選挙で惨敗するなど国民の支持を得られず、朴代表はハンナラ党復帰で再起を図る。
20日 ■北朝鮮艇に警告発砲
韓国合同参謀本部は、北朝鮮の警備艇1隻が西海岸の白?島沖6キロの南北境界線を越え、韓国側に侵入したため、韓国海軍の哨戒艦が警告発砲したと発表した。北の警備艇は14分後に撤退したという。