25日 ■北朝鮮が南北交戦に「遺憾の意」
北朝鮮は、6月29日に西海で起きた南北砲撃戦について、韓国政府に「遺憾の意」を伝え、第7回南北閣僚級会談のソウルでの開催に向けた実務協議を8月初め金剛山で開くことを提案した。
26日 ■ロシア外相がソウル入り
ロシアのイワノフ外相がソウルを訪問、金大中大統領と会談し、「南北双方と友好関係にあるロシアとして、南北の和解・協力と平和定着に向け努力したい」と述べた。イワノフ外相は28日から平壌を訪問。
27日 ■脱北者12人が待機
中国の外交筋は、北京の韓国大使館に亡命を求めて新たに北朝鮮女性1人が駆け込んだと明らかにした。これによって、韓国大使館で韓国への亡命に向け待機している北朝鮮からの「脱北者」は12人に増えた。
28日 ■金総書記に露大統領が親書
ロシアのイワノフ外相が韓国に次いでロシアを訪問し、金正日総書記にプーチン大統領の親書を手渡した。親書の内容は未発表。金総書記は、イワノフ外相と会談し、「2000年2月の朝露友好善隣協力条約締結が良好な2国間関係の礎になった」と述べた。
29日 ■張国務総理を聴聞
国会は張裳(チャン・サン)国務総理代理に対する人事聴聞会を開き、不動産投機疑惑を追求した。79年から88年まで3回にわたって、実際に居住していないマンションに住民票を移していたことが発覚、論争が起きている。
30日 ■南北対話の再開促す
ブルネイで開かれていた東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議が閉幕、「南北対話再開に向けた関係国の役割を高く評価する」、「南北共同宣言の精神にのっとり、南北が和解と協力を進めることを奨励する」などとした共同声明を発表した。
31日 ■朝日外相が会談
北朝鮮の白南淳外相と川口順子外相による朝日外相会談がブルネイで開かれた。朝日外相会談の再開は2000年7月以来2年ぶり。川口外相は、白外相に両国の対話促進と日本人の拉致問題の解決に向けた協力を依頼した。