18日 ■北朝鮮がコメ配給制廃止
北京の北朝鮮情報筋は、北朝鮮が50年に渡って実施してきたコメの配給制度を廃止し、軍人や公務員、労働者の給与を大幅に引き上げると伝えた。ロシアのイタル・タス通信も北朝鮮が7月から大々的な経済改革に着手したと伝えており、配給制度の廃止でコメの価格は5倍に跳ね上がったという。
19日 ■金大統領、側近を更迭
金大中大統領は、中国産ニンニクのセーフガード(緊急輸入制限措置)を来年から撤廃するとの韓中合意を2年間隠していたとして韓悳洙・青瓦台経済首席秘書官と徐圭龍・農林部次官を更迭した。
20日 ■南北初の直行便運航
北朝鮮の高麗航空機が平壌と江原道の襄陽国際空港を往復運航した。南北間の直行便運航は初めて。北朝鮮で建設中の軽水炉工事が8月から本格化するのに伴って、技術者や機資材を輸送するのが目的で、今後も定期運航する。
21日 ■鄭夢準氏、大統領選に意欲
鄭夢準・大韓サッカー協会会長は、聯合ニュースのインタビューに「第3の勢力となる新党の結成準備を進めている」と明らかにした。これは、年末の大統領選挙への出馬宣言と受け止められている。鄭会長は、W杯の大成功で国民の人気が高まっているため、出馬の意思を固めたもようだ。
22日 ■対北朝鮮政策を協議
李泰植・外交通商部次官補は、ワシントンでジェームズ・ケリー米国務次官補(アジア太平洋担当)と会談し、西海で起きた南北交戦後の対北朝鮮政策について意見を交換した。
23日 ■再・補欠選挙が告示
ソウル、京畿道など13選挙区で争われる国会議員の再・補欠選挙が告示され、民主党とハンナラ党が全選挙区に候補者を立てた。立候補は24日に締め切られ、8月8日に投開票される。
24日 ■イージス艦を導入
国防部は、海軍の次期駆逐艦3隻の導入に関し、米国が開発したイージス艦を採用すると発表した。現在、現代重工業が基本設計に入り、2008年に完成する予定。