16日 ■W杯でVIP訪韓ラッシュ
外交通商部は、W杯期間中に世界の首脳陣約200人が韓国を訪れると明らかにした。ドイツのラウ大統領、独立したばかりの東ティモールのグスマン大統領、アンドリュー英王子らの訪韓が予定されている。
17日 ■韓国未来連合が旗揚げ
ハンナラ党を離党した朴槿惠議員が新党・韓国未来連合を発足。6月13日の統一地方選挙や年末の大統領選挙に候補を立てるなど政治活動を開始する。未来連合は朴議員が代表を務め、元議員、学者らがメンバーに加わっている。
18日 ■大統領の三男を逮捕
ソウル地検は、政官界への口利きの見返りとして企業から多額の金品を受け取ったとして金大中大統領の三男・弘傑容疑者をあっせん収賄罪で逮捕した。弘傑容疑者は、スポーツくじの業者選定にからみ、13億2000万ウオンと株式6万6000株を受け取ったとされる。
19日 ■不法滞在者21万人が申請
法務部が不法滞在者に対し、自主的に申告すれば来年3月31日まで合法的滞在を認めるとしたことから、ソウル出入国管理センターに21万人が申告した。不法滞在者は30万人を超えるとみられている。
20日 ■北朝鮮外相がロシア訪問
北朝鮮の白南淳外相がロシアを公式訪問するためモスクワ入りした。同外相はイワノフ・ロシア外相と会談し、金正日総書記のロシア公式訪問の日程、プーチン大統領の北朝鮮訪問、両国の経済協力など懸案事項について協議した。
21日 ■W杯期間は政争自粛
金大中大統領は閣議で、「W杯は百年に一度あるかないかの重要イベント。大会期間中は政争やストを中止すべきだ」と訴えた。しかし、野党ハンナラ党はこれに反発、労働界も7万人のゼネストを予定している。
22日 ■瀋陽亡命一家、韓国へ
中国・瀋陽の日本総領事館に亡命を求めて駆け込み、中国武装警察に強制連行された北朝鮮の家族5人が、14日ぶりにマニラに出国。23日早朝、大韓航空機で仁川国際空港に到着した。