21日 ■韓日共同で経済連携研究
金大中大統領は、韓国を訪問した小泉純一郎首相と韓日首脳会談を行い、韓日自由貿易協定(FTA)を視野に入れた両国の産官学による包括的な経済連携構想に関する共同研究会の設置に合意した。会談後、両首脳は韓日投資協定に署名した。
22日 ■北朝鮮に常駐大使
スウェーデン政府は、北朝鮮との外交関係を強化するため、平壌駐在の外交団を常駐大使付きに格上げすると発表した。常駐大使を置くのは欧州諸国ではドイツに次いで2番目。スウェーデンは73年に北朝鮮に駐在外交通商部を設置している。
23日 ■朝日行方不明者の調査再開
朝鮮中央通信が朝鮮赤十字会の声明として日本人行方不明者の調査を再開すると伝えたのを受け、日本政府は、2000年3月以来途絶えている朝日赤十字会談の再開に応じる用意があることを示した書簡を朝鮮赤十字会に送った。
24日 ■江原道で盧武鉉氏が勝利
与党・民主党の大統領候補予備選は、江原道春川で第6回投票が行われ、盧武鉉氏が42・5%を獲得して1位となった。累計では李仁済氏が52・6%で過半数以上を占め、優位に立っている。
25日 ■北に特使を派遣へ
青瓦台(大統領府)スポークスマンは、北朝鮮との間で、金大中大統領の特使を平壌に派遣することに合意したと発表した。特使として4月3日ごろに林東源・大統領外交安保統一補佐役が訪朝、W杯を控え韓半島の緊張緩和を図る。
26日 ■李会昌総裁が辞任
ハンナラ党の李会昌総裁は、党本部で会見し、総裁職を辞任し集団指導体制へ移行すると表明した。若手議員らが李総裁の「独裁体制」に反発して離党を示唆するなど、党内の内紛を収拾するのがねらい。
27日 ■北朝鮮が最高人民会議開催
金正日総書記が出席して北朝鮮の最高人民会議第10期第5回会議が平壌の万寿台議事堂で開かれ、今年度予算案を採択。予算は、歳入・歳出とも221億7379万ウオン、国防費は歳出の14・4%となっている。