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2003/10/24

<週間ダイジェスト>10月16日~10月22日

22日 ■宋斗律教授を逮捕

 ソウル地検は、北朝鮮の大物スパイだった疑惑が持たれている宋斗律教授を国家保安法違反の容疑で逮捕した。宋教授はドイツ国籍で、入国禁止措置が解除され9月に37年ぶりに帰国した。

21日 ■ロシア大統領と初会談

 盧武鉉大統領は、バンコクでロシアのプーチン大統領と会談し、6カ国協議の開催に向け、緊密に協力していくことで一致した。また、南北縦断鉄道とシベリア鉄道の連結を推進するため、両国の専門家による会議を設置することで合意した。両首脳の会談は初めて。

20日 ■韓米首脳が会談

 アジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会合に出席するため、バンコクを訪れた盧武鉉大統領は、ブッシュ米大統領と会談し、北朝鮮の核問題について意見を交換した。この席でブッシュ大統領は、北朝鮮を侵略する意図がないことを重ねて強調、核放棄を条件に、「安全の保証」を文書化する考えを示した。

19日 ■高英姫女史の乳がん再発

 聯合ニュースは、金正日総書記の妻、高英姫女史の乳がんが重く、西側の医師団が極秘裏に訪朝したと伝えた。高女史は数年前に乳がんの手術を受けたが、再発した。

18日 ■イラクに追加派兵

 政府は、戦闘能力を備えた軍部隊5000-1万人をイラクに追加派兵すると発表した。また、イラクの戦後復興に2億㌦を追加支援することも明らかにした。

17日 ■南北閣僚級会談が閉幕

 平壌で開かれていた第12回南北閣僚級会談が成果なく閉幕した。共同報道文には、次回の会談を来年2月3日からソウルで開くと記しただけで、北の核問題に関する言及はなかった。

16日 ■大統領の側近逮捕

 最高検察庁は、盧武鉉大統領の側近で前大統領総務秘書官の崔導述容疑者をあっせん収賄罪の疑いで逮捕した。崔容疑者は、昨年12月の大統領選挙時にSKグループから11億ウオンの不正資金を受け取っていた。