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2003/09/19

<週間ダイジェスト>9月11日~9月17日

17日 ■行政自治部長官が辞任

 先月起きた学生による米軍演習場乱入事件への対応をめぐり、国会で解任決議案が可決された金斗官・行政自治部長官が、盧武鉉大統領に辞表を提出。青瓦台(大統領府)は後任に崔洛正・海洋水産部次官を内定した。

16日 ■平壌宣言1周年で談話

 朝鮮中央通信によると、北朝鮮の外務省スポークスマンは、朝日平壌宣言1周年を迎えて談話を発表し、「日本首相の平壌訪問で拉致問題は解決した。日本が宣言の基本精神に即して誠実な姿勢で臨まなければ、われわれとしても宣言を履行することはむずかしくなる」と述べた。

15日 ■米がイラク派兵要請

 政府は、米国がイラクに200人規模の歩兵を追加派遣するよう要請してきたと明らかにした。すでに韓国は675人の医療兵と工兵をイラクに派遣している。政府は戦闘地域で韓国兵が危険にさらされる恐れもあり、慎重に検討する方針だ。

14日 ■ブッシュ大統領訪韓へ

 外交筋によると、ブッシュ米大統領が、来月バンコクで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会合への出席を前に、10月18日に韓国を訪問する予定だ。

13日 ■北に具体的行動要求

 米政府高官は、次回の6カ国協議で北朝鮮に「体制の保証」を文書化する措置をとるが、その前提として、核の完全放棄に向けた北朝鮮の具体的な行動が必要だと述べた。

12日 ■台風14号が直撃

 大型で強い風力の台風14号が釜山、慶尚南道など韓国南部を直撃し、100人を超える死者・行方不明者の被害が出た。140万世帯に被害がおよび、3500ヘクタールの水田が浸水し、23年ぶりの大凶作になるもようだ。

11日 ■テポドン2を生産か

 ロイター通信によると、米政府高官は、北朝鮮が、開発中の長距離弾道ミサイル「テポドン2」の限定的な生産を開始した兆候があると明らかにした。同ミサイルは多段式で、最大射程距離1万5000㌔におよび、米本土まで到達するという。