10日 ■寧辺の核施設稼働中断
米上院外交委員会は、北朝鮮が寧辺の核関連施設にある核燃料棒の再処理施設の稼働を休止していると明らかにした。米議会は、6カ国協議をふまえ、北朝鮮が挑発的な行動を控えているとの見方を強めている。
9日 ■建国55周年で軍事パレード
北朝鮮は、建国55周年を迎え、100万人の市民パレードや閲兵式などの行事を行った。予想されていたミサイルなどを誇示する軍事パレードはなかった。
8日 ■ロシア代表団が訪朝
プリコフスキー・極東連邦管区大統領全権大使らロシア代表団が北朝鮮を訪れた。建国55周年の祝賀行事に参加するのが目的。プリコフスキー大使は、金正日総書記と会談し、プーチン大統領の親書を手渡した。
7日 ■行政長官の解任拒否
盧武鉉大統領は、国会で可決された金斗官・行政自治部長官の解任決議案について、10月初旬まで開かれる国会国政監査が終了するまで、解任案を受け入れないと述べた。
6日 ■北朝鮮科学者、亡命に失敗
香港の東方日報によると、生物兵器の開発にかかわっていた北朝鮮の科学者が中国・広州のオーストラリア総領事館に駆け込み亡命を求めようとしたが、警備員に阻止され、計画は失敗に終わった。
5日 ■黄元書記が訪米へ
米ディフェンス・フォーラム基金のスザンヌ・ショルティ会長は、黄ジャンヨプ・元朝鮮労働党書記を米国に招待、10月末から1週間、ワシントンに滞在すると明らかにした。すでに黄元書記は、政府から旅券の発給を受けている。
4日 ■民主党が分裂の危機
与党民主党の新主流派議員が新党の結成に向け「国民統合新党創党予備機構」を設立した。近く新党推進派議員50人余りが離党し、野党ハンナラ党からも賛同者を募り、新党準備委員会を立ち上げる。